本当に直ぐにお家でできる簡単な実験で、やり方次第ではもっと楽しい演出ができる「のびしろ」のある科学実験の紹介です。
ここでは
と分かり易く実験についてお話ししています。
【出題】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧になって考えてみてください。
【答え】
グラスの中に水を入れるが答えです。
↓水を入れると、入った部分の背景が・・・
逆さになりました。
【実験動画】
【解説】
なぜ、背景が反対になるの?と言う答えは、一言で言えば「光の屈折」です。
白黒の背景は、光の反射で見ている側に真っ直ぐに進んできます。
その間に水の入ったグラスを置くと、グラスの中の水により、その光が屈折し焦点(光が1点に集まる点)で交わり通過し、その像「白黒の背景」は逆さになっています。
実験のコツは円柱型のグラスが望ましく、像とグラスの置く距離が重要です。
また背景を白黒ではなく、シンプルな図、例えば「→」のようなであれば、綺麗に像が逆さになる、つまり「→」が「←」と逆さになります。
その動画も含めたブログはこちらから↓ 併せて是非ご覧ください!
身近なモノを使って「科学実験ができる」と言うことに気付き、身の回りにあるモノで、いろいろと科学実験を行ってみる、行えるようになることは、新しい思考が生まれ、そして、発見発明する思考となり、日常が一層刺激的で好奇心が旺盛となり、やがて日々を一層豊かに過ごせるようになります。
あわよくば、こうした思考から生まれた発明が、特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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