ゆで卵を包丁で切ると、断面、特に黄身がボロボロになってしまいます。
でも、たった一手間で綺麗な断面に切れるのです。
お弁当等で綺麗な断面のゆで卵だったらお子さんも喜ぶでしょう。
【残念な断面のゆで卵】
【綺麗な断面のゆで卵】
そもそも、断面が綺麗に切れないのは、包丁が原因です。
包丁は鏡面のように仕上げられているため、切るものと側面部分で摩擦が大きくなります。
その証しとして、よくキュウリを切るとキュウリが側面にくっつきますよね。
この摩擦を小さくすることが重要なのです。
【綺麗に切る裏ワザ】
そこでラップを1巻きすると、鏡面ではなくなるため摩擦も小さくなるという訳です。
やり方は以下の動画を参考にしてください。
このラップ1巻きは、ゆで卵だけでなく、
キュウリ
太巻き
おにぎり
などなど、応用が利きます。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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