今回は「鳩避け(ハトよけ)と磁石」がテーマ。
ベランダ等に鳩が糞をして汚れて困り、その対策として、CDをぶら下げたり、ネットを張ったりと、色々な試みがなされています。
が、ここでは、鳩避け(ハトよけ)として磁石を使ってみてはいかがでしょうかとご提案します。
鳩には体内に方向感覚を決める優れたコンパス(磁気センサー)があります。
この磁気センサーを狂わせるために、ベランダ等、鳩避けしたい場所に1~2m感覚で大きめの磁石を取り付け(吊り下げ)ます。
こうすることで、鳩にとって嫌な環境となり近付かなくなります。
これは、鳩以外にカラスにも有効と言われています。
補足ですが、ルリノジコといった渡り鳥も優れた体内コンパスを持っています。
大きめの磁石が良いという理由は、下のイラストのように磁石には磁界があり、磁石が大きければ磁界も大きくなるからです。
磁界とは、簡単に言えば、磁石の力(磁力)の影響を及ぼす範囲のことです。
つまり、強力な磁石より、磁界の大きい磁石を選ぶことが効果的ということなのです。
ところで、地球も磁界が存在します。
この磁界を敏感に感知し、渡り鳥は長い距離を移動できると考えられています。
ここで、余談です。
人間も体内磁石を持っています。
もちろん、進化するにつれ(文明が発展することにより)、体内磁石は退化してしまいましたので、鳩のような影響を受けません。
その証拠に、砂漠やジャングルに住む民族(原住民)は体内磁石が強いと言われています。
しかし、北枕、南枕として地球のN極やS極の方へ頭を向けている時間を長くして生活すると、体内磁石が強化され、方向音痴が無くなるという一説もあります。
また、裸か棉の衣服でいると体内磁石が強化されるという説もあります。
ご興味を持った方は自己責任でお試しあれ!
せっかくですから、
善ちゃんブログ「ハトはなぜ平和の象徴なの?」 も一緒にご覧ください。
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