普段何気なく使っているストローにたったひと手間加えるだけで、吸えないストローに早変わり!
イタズラして怒られないように実験してみましょう!
ここでは
とお話ししています。
【出題】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧にください。
以下は、改めて、出題を大きな画像とともにご案内しています。
【イタズラ実験?ストローでジュースが飲めなくなる裏ワザ⁉(動画付き)】
【用意するもの】
ジュース(水)が入ったグラス
ストロー
【出題】
あることをストローに施すとジュースが飲めなくなります。
ストローに何をするのでしょう?
一瞬だけ見ても気付かれないようにする方法が今回の答えとします。
【答えとやり方】
答えは、画鋲を使います。
※画像はマップピンです。
「画鋲で吸い口側に穴を開ける」です。
ポイントは画鋲でグリグリしたりと、しっかりと穴を開けることです。
穴が小さいと飲めてしまい、大きいと目立ってしまいますので大きさの加減が重要です。
この穴の開いたストローで吸ってもジュースを上がってこないため飲むことができません。
【動画】
【解説】
まずはストローでなぜジュースが飲めるのでしょうか?と言うお話です。
一言で表せば「大気圧」です。
ジュースの水面にかかる大気圧がストローで吸うことにより、ストローを通してジュースを口のなかへ押してくれる役割を果たしています。
そこで、ストローに穴を開けてしまうと、ストロー側からもジュースに大気圧がかかり、つまり両側からジュースを押している状態となり、押しあげる力がなくなってしまうため、ジュースが上がってくることはありません。したがいまして飲めなくなってしまうのです。
こうした作用を有効的に使っているモノがあります。
それは市販されているシャボン玉の吹き棒です。
画像の右側が拭き棒です。
口に咥(くわ)える側の方に細長い穴が開いています。
こうすることによって、息を吐けばシャボン玉が作れ、吸ってもシャボン玉が口の方へ上がらないように、誤飲防止となっているのです。
このちょっとした工夫が製造している業者の安全への配慮に目を配らしている責任を感じます。
お家でストローでシャボン玉遊びをする場合も必ず口元付近へハサミなどを使って穴を開けて誤飲防止に努めてください!
身近なモノを使って「科学実験ができる」、しかも、その実験が遊びの要素や競技の要素があれば一層楽しく集中して時間を過ごすことができます。
そして、成功したときの感動は科学への興味関心が一気に高まった瞬間でもあります。
身の回りにあるモノで、いろいろと科学実験を行ってみる、行えるようになることは、新しい思考が生まれ、そして、発見発明する思考となり、日常が一層刺激的で好奇心が旺盛となり、やがて日々を一層豊かに過ごせるようになります。
あわよくば、こうした思考から生まれた発明が、特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする、豊かに過ごせる知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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