おうちで直ぐにできる科学実験。
やってみれば「ほぉー」っと思える実験です。
ここでは
とお話ししています。
【出題】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧にください。
以下は、改めて、出題を大きな画像とともにご案内しています。
【おうちで実験! さわらずにスーパーボールをグラスに入れる!?科学実験】のやり方
【用意するもの】
ブランデーグラス(ワイングラスでも可)×2
スーパーボール(ピンポン玉でも可)空のコップ2つ
【出題】
下に置いてあるスーパーボールに触らず、片方のブランデーグラスへスーパーボールを入れてください。
【答えとやり方】
答えは、片方のブランデーグラスを逆さにしてスーパーボールの上に被せて勢い良く回します。
するとスーパーボールは中に上がって回っていますので、その間にもう片方のブランデーグラスへ移すと言うことです。
【動画】
【解説】
これを一言で表現すると「遠心力」によるものです。
ブランデーグラスを被せ回転すると、スーパーボールはグラスのなかで回転し始め、勢いが良くなるとどんどん安定しながら上の方で回ります。
と、このように遠心力は聞き慣れた言葉でイメージも沸く力(運動)だと思います。
が、「遠心力とは見かけの力」なのです。
力学で言う運動に絶対的な法則で作用反作用の法則があります。
この法則に当てはめると運動では必ず相手が無ければならないのです。
そこで遠心力を改めて考えると、遠心力には相手が存在しません。
つまり作用反作用の法則に当てはまらないため、現実には存在しない力と言え、見かけの力とされています。
遠心力と言う言葉は一般に親しまれ知られていますので、その使い方に注意しましょう。
身近なモノを使って「科学実験ができる」、しかも、その実験が遊びの要素や競技の要素があれば一層楽しく集中して時間を過ごすことができます。
そして、成功したときの感動は科学への興味関心が一気に高まった瞬間でもあります。
身の回りにあるモノで、いろいろと科学実験を行ってみる、行えるようになることは、新しい思考が生まれ、そして、発見発明する思考となり、日常が一層刺激的で好奇心が旺盛となり、やがて日々を一層豊かに過ごせるようになります。
あわよくば、こうした思考から生まれた発明が、特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする、豊かに過ごせる知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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