お肉などの鮮度をなるべく長持ちさるためには保存袋に可能な限り真空状態にして閉じて保存する、つまり真空パックにするのが良いでしょう。
【ほぼ完ぺきな真空パックになっていますよね!】
では、真空状態にするにはどうすれば良いのでしょうか?
【真空にする方法】
やり方は水を使うだけです。
保存袋を少し開けた状態で水をボウルの中に入れて、空気をできるだけ抜いていきます。
そして抜き切った状態でジッパーを閉じれば密閉できるのです。
つまり、袋内は水中に入れることにより、内部の空気は水圧で押されしまうため、ほとんど真空状態が保たれるという訳です。
これは、科学実験としても優れた教材的な方法と言えます。
他のやり方として、ストローを袋から出した状態で空気を抜けば、同様に真空状態にすることができます。
が、こちらはいちいちストローを用意する手間が大変かもしれません。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれる近道と言えましょう!
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