万華鏡を覗けば、そこな無限に広がる規則的で美しい光の世界、まさに小宇宙。
【目次】

くるくるとゆっくり回すと、模様が無限に変化し、その美しさに魅了されます。
オブジェクト(鑑賞物)の違いによっても個々の美しさがあり、それも万華鏡の魅力の1つです。
万華鏡は構造だけでも種類がいろいろあり、上の万華鏡は、中に3枚の長方形の鏡を三角柱に組み入れ、オブジェクトをセルの中に入れるタイプです。
中のオブジェクトを変えた一例です。
【宝石万華鏡の工作】
ワークショップとして上の画像のような模様を出すパワーストーンをオブジェクトとした宝石万華鏡の工作を実施しています。
【こだわり】
オブジェクトがパワーストーン(それぞれに鉱物としての科学的解説付き)
パワーストーンは自分で好きなように選べオリジナルのオブジェクトを作れる
万華鏡の筒等もいろいろなデザイン紙を自分で選べる
ハサミを使わなず安全な工作なので、小さなお子さまから楽しめる
【宝石万華鏡の科学のお話、豆知識】
万華鏡は「カレイドスコープ」の和訳で、「カレイドスコープ」とはギリシャ語の「美しい」「形」「見ること」が語源です。
鏡と鏡を合わせると、鏡の中にもう1つの鏡が映る、その鏡の中にはまた鏡が映る、その繰り返し、つまり光の反射が無限に繰り返されるのが、万華鏡です。
宝石万華鏡は三面鏡ですから無限に反射できる構造のため、模様も無限に広がりを見せてっくれます。
高価な万華鏡は、この鏡の反射率が大きいものと言えます。
ちなみに、鏡の反射率が100%のものは現存していません。
仮に100%のモノが出来れば、もの凄い二次電池ができたり、もの凄い恐ろしい武器ができます。
宝石とは鉱物であり、人の飾るために加工された価値のあるものを言います。
その数は約4,000種類。
その中でも特別な力が宿っているのがパワーストーンと言われています。
こうした鉱物はどのような構造(結晶等特徴)でどんな場所から発掘するのか等を探ると、鉱物を楽しみながら理解できます。
【宝石万華鏡の構造】
この万華鏡は筒の中に3枚の鏡で三角柱を作り、三角柱のパターンの繰り返し模様が全体に広がるのが特徴です。
このよう鏡を合わせて作られる万華鏡には、2枚の鏡と黒板で三角柱を作った2ミラーシステム、四角柱を成す4ミラーシステムといったパターンをベースとし、いろいろな組み合わせや形があります。
三角形や四角形などの平面充填図形となることが鏡の組合せが基本です。
平面充填系図形とは、正三角形や正四角形のほか、正六角形の三種類のみです。
ピタゴラスによって証明された図形です。
万華鏡は、鏡の対称性(入射角と反射角)、光の反射などを楽しく学べる科学を理解できる教材なのです。
オブジェクトをパワーストーンにした宝石万華鏡のほか、SDGsをテーマとした廃材をオブジェクトとする等のSDGs万華鏡等、楽しみながら、少し付加価値のついた工作を行ってみませんか?
世界でたった1つのオリジナルの模様の出る万華鏡、中を覗けば無限に広がる美しい小宇宙、そんな機会に触れてみませんか?
【問合せ、依頼先】
このホームページの「依頼・問合せ」のページからお気軽にどうぞ!
美しい万華鏡の工作キットとともに、お待ちしています!
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