画像のようにビニール袋(ポリ袋)が硬く縛られていると、半分諦めて、ビニール袋(ポリ袋)を破って、中身を取り出す人もいらっしゃると思います。
が、ちょっとした科学の工夫で破かずに固結びを外すことができるのです。
▽ブロッコリーをビニール袋(ポリ袋)に入れ固く結んでしまったときで実例
【やり方】
きつく縛られたビニール袋(ポリ袋)は、結び目に大きな圧力がかかり、押し潰されているような状態です。
そこで、ねじっていくとビニール袋(ポリ袋)の持ち手がねじれつつ硬い棒状になり強度が増していきます。
さらにねじり続けていくことで、固くなるだけでなく、ネジと同じように結び目(押し潰された)部分に入り込んでいきます。
すると結び目部分の方の摩擦や圧力が小さくなり、穴が広がっていき、ほどけるという訳です。
力を入れるよりも、ねじる回数を多くするイメージで行うと、力がない子どもでも簡単にほどくことができます。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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