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動画【1分間のサイエンスショー「やってみよう! 静電気クラゲ・後編」】

更新日:2023年10月17日

動画【1分間のサイエンスショー「やってみよう! 静電気クラゲ・後編」】をご覧ください。

前編を見ていない方は、そちらも必ずご覧いただきたいです。






YouTube動画ですのでこちらから↓

【やり方】

<静電気クラゲ>

  1. すずらんテープを細かく裂いたもの(以下「クラゲ」と言います)をアクリル板の上に乗せ、強く早くティッシュペーパーかウールマフラーで擦るとクラゲはアクリル板にピタッとくっつきます

  2. 風船をウールマフラーで強く早く擦ると静電気が起きます

  3. クラゲの結び目を摘まみ上方へ勢い良く放り投げ、その下から風船を近づけるとフワフワとクラゲを浮かすことができます

<逆静電気クラゲ>

  1. クラゲを塩ビ板の上に乗せ、強く早くティッシュペーパーかウールマフラーで擦るとクラゲはアクリル板にピタッとくっつきます

  2. 風船をウールマフラーで強く早く擦ると静電気が起きます

  3. クラゲの結び目を摘まみ上方へ勢い良く放り投げ、落下していく中で、上の方から風船を近づけると風船の下でフワフワとクラゲを浮かすことができます


【解説】

  • モノは擦り合うと必ず静電気が起きます(その静電気の大きさは擦るモノによって異なります)。

  • アクリル板の上ですずらんテープを擦るとすずらんテープはマイナスに帯電し、ウールマフラーで擦った風船もマイナスに帯電するため、クラゲと風船は反発する関係になります。

  • 一方、塩ビ板の上ですずらんテープを擦るとすずらんテープはプラスに帯電するため、ウールマフラーで擦った風船がマイナスのため、吸着し合う関係になります。

  • 電気は同極どうしは反発し、異極どうしは引き付け合う、つまり電気が流れるという訳です。


※風船は何でも良いという訳でなく、メーカーによって静電気が起き易いものと起きないものがあります。

※マフラーもウールであれば何でも良いという訳ではありません。

※アクリル板や塩ビ板も何でも良いという訳ではありません。


道具の選定にも気を遣う実験とも言えます。 #善ちゃん #北沢善一 #雑学 #サイエンスショー #出張サイエンスショー


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