ストローと画用紙でよく飛ぶ飛行機が作れます。
簡単に作れて驚くほど飛ぶ飛行機作りに挑戦してみましょう!
ここでは
とお話ししています。
【出題】
隔月で寄稿している以下の記事をご覧にください。

以下は、改めて、出題を大きな画像とともにご案内しています。
【たった5分で作れる! 驚くほど飛ぶストロー飛行機作り】
【用意するもの】
ストロー
※ストローは曲がるストロー(直径6㎜の一般的なストロー)でジャバラ部分から飲み口の方は切り離します。

画用紙
セロハンテープ
はさみ
※画用紙は2.5cm幅で25.7cmと16cmの長さで帯状に切ります。
↑ この長さは100円ショップで販売されているB4画用紙の一辺が25.7cmで、そのまま利用しているためです。

【出題】
ストローと画用紙でよく飛ぶ飛行機が作れます。
どうやって作るのでしょうか?
【答え】
答えは以下の手順で作ります。
1.帯をそれぞれセロハンテープでリング状にとめる。

2.セロハンテープで大小の帯1つずつ作る。

3.大小のリングをストローの端が内側になるようにしてセロハンテープでとめ完成です。


【完成形】
【投げ方】
小さいリングを前にして両方のリングが下側になるようにストローを持って、小さなリングから大きなリングへ風が通るようにスナップを効かせて前へ押し出すように投げます。

飛ばしてみた感想は?
紙飛行機と違って真っ直ぐにブレることなく飛んでいくのが特徴ですし、カッコ良いですよね!
【応用…もっと飛ばす方法】
小さいリングとストローに入るようにゼムクリップを挟むと一層飛距離が増します。


また、ストローの本数を2~4本程度にすると、もっと遠くへ飛ばせますし、その際はゼムクリップを少し足して重さも増すと一層効果的です。
ストローを足すときに重要なのは大小のリングの間隔が等しくなるようにしなければならない点です。
【解説】
不思議な形をした飛行機ですが何故飛ぶのでしょう?
投げる推進力により、後部の方が重くやや姿勢が後ろへ傾きます。このときにリングにかかる空気の流れの差が出来て揚力が生まれるため飛ぶのです。
このストロー飛行機を飛ぶには前に進む推進力が必要です。
推進力は手で投げるときに発生しています。
ストロー飛行機は前に比べると後ろのリングが大きく重いため、重心は飛行機の後方にあり、飛んでいる間に後ろの方に飛行機が下がります。
下がるとリングに当たる空気は下へ押し下げられ、それによりリングは上へ押し上げられます。この力を揚力と言います。

身近なモノを使って「科学実験ができる」、しかも、その実験が遊びの要素や競技の要素があれば一層楽しく集中して時間を過ごすことができます。
そして、成功したときの感動は科学への興味関心が一気に高まった瞬間でもあります。
身の回りにあるモノで、いろいろと科学実験を行ってみる、行えるようになることは、新しい思考が生まれ、そして、発見発明する思考となり、日常が一層刺激的で好奇心が旺盛となり、やがて日々を一層豊かに過ごせるようになります。
あわよくば、こうした思考から生まれた発明が、特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする、豊かに過ごせる知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
Comments