寒くなると無性に食べたくなる「おでん」。
いつ頃から、その欲求は起こるのでしょうか?
【おでん前線】
以下のURLで、桜前線のようにおでんが食べたくなる前線をタイムリーに紹介しているサイトもあります。
体感温度20℃、気温15℃程度が一番おでんが恋しくなると統計的に言えるようです。
日本気象協会でも「鍋もの指数」と言い、10月ごろから冬季に発表しています。
おいしいおでんの基本的な作り方
おでんのたくさんの具を全て美味しく食べるのでしたら、具の入れる順番を理解しておくことが基本中の基本です。
また、おでんの具で美味しいジャガイモも煮崩れしないようにしたいもの。
【おでんの具材の入れる順番】
今回の具は、代表的なものとして、大根、たまご、じゃがいも、こんにゃく、昆布、厚揚げ、ちくわとします。
おでんは具によって出汁を吸ってしまう具材と出汁を出す素材に分かれます。
例えば大根などは出汁を吸いますが、逆に昆布などは出汁を出します。
出汁を出す具は早めに入れてしまうと旨味が出すぎて、美味しさが損なわれてしまいます。
ということで、まず最初に入れるのは出汁を吸うもの。
今回で言うと大根、たまご、じゃがいもを入れます。
そして一度煮込んだ後、出汁を出す昆布、厚揚げ、ちくわを入れるのが、おでんをおいしくするコツです。
当り前ですが、練り物と言った出汁を出すものを先に入れると、本当にマズくなってしまいますのでご注意ください。
【ジャガイモの煮崩れ防止】
煮崩れし易い新ジャガでも使える煮崩れ防止方法です。
ポイントはジャガイモの皮をむいた後にすぐ鍋に入れるのではなく、30分くらい放置しておきます。
そうすれば周りに膜が出来て煮崩れしにくくなるのです。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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