心霊写真、人面魚、人面犬、猿岩(黒崎半島)、ガマ石(筑波山)、天狗岩(宝剣岳)等々、人に見えたり、動物に見えたりし、怖がったり、話題になったり、奉ったりしています。
それはパレイドリア(pareidolia)現象、またはパレイドリア効果と言い、心理現象の一つです。
雲の形でいろいろなモノをイメージできたのも、この現象によるものです。
しかも、この現象は視覚だけでなく、
実は、愛犬や愛猫が「ご飯」と喋ったと聞こえるのも、この現象によるものです。
例として、下の画像の中心辺りに「立っているヒト」がいますよね?
〇で囲んだところです。
でも、もっと拡大すると
その正体はエアコンの室外機とその配線でした。
ちなみに、3点さえあれば、人の顔に見えてしまう現象はシミュラクラ(simulacra)現象、また和訳して類像(るいぞう)現象と言います。
例えば、接地コンセントの3つの穴で人を連想できると思います。
火災報知機もシミュラクラ現象で顔に見えます。
シミュラクラ現象はパレイドリア現象の1つです。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、楽しい遊びになったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
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