どこから入ってきたのか分からない家にいるクモ。
クモの巣を張らず、俊敏性の優れたクモ。
殺生も嫌ですし、捕まえて外へ放つにはどうしたら良いのでしょうか?
【家にいるクモの名前と特徴】
どちらも徘徊型と言い、クモの巣を作るタイプとは異なり、速いスピードで移動したりジャンプしたり運動神経抜群のアスリート的のようなクモです。
これらの家グモは、基本的には毒がないので心配はありません(実は少し毒があるようですが、人間には影響のないレベルか、牙から人間の皮膚を通さないため毒なしとされています)。
むしろ、家のダニやコバエやゴキブリ(の小さなもの)等を捕食してくれる益虫なのです。
【家グモの捕獲方法】
撃退法は、クモにもストレスフリーで捕獲して外へ放してあげるだと思います。
さらに優れた点は手を汚すこともありません。
そこで、用意するのは「空のペットボトル容器」を1つだけです。
ペットボトルの口部が白くなく透明のものを用意してください。
家グモは動きも早く目の良いクモですので静止している時が捕獲する時です。
上から静かにペットボトルの口部を下げていきます。
クモは簡単にペットボトルで捕まえられます。
少し待つか、ペットボトルに刺激を与えてあげると、クモはペットボトルの底部の方へ上がっていきますので、そのまま外へ持って行き、振り払うとクモは外へ放たれます。
※透明で温度もないペットボトルは虫たちの警戒心は低いようです。
【実際の家グモの捕獲した動画】
この捕獲方法は他の虫でも応用できます。
が、大きな虫や動きの悪い虫(カメムシ等)の場合はちょっとだけコツがあります。
ペットボトル内に閉じ込めたあとに、何もしないとそこに居続けます。
そこで、グルグルとペットボトルを回してあげると底部の方へ上がってくれます。
日常にちょっとした工夫をすると劇的に効果が上がったり、便利になったりします。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
科学も学ぶだけではなく、日常を便利にする知識として活用して、初めて先人たちが築き上げてきた科学の恩恵を受けられ、科学という学問の意義が発揮されるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれるの近道と言えましょう!
Comments