閏(うるう)秒っご存知でしょうか?
うるう年は聞き慣れていますよね。
地球の自転は1周24時間ではなく、公転も1周365日ではなく、ほんの僅かズレが生じています。
そのため、有名な4年に1度の「うるう年」(定期的な公転のズレ)があります。
それに対し、「閏(うるう)秒」は不定期で、その都度、発表され調整されます。
自転のズレが主な要因として起きる「うるう秒」、最近では2006年元日、2009年元日、2012年7月1日、2015年7月1日、2017年元日でした。
時刻は、午前8時59分59秒、8時59分60秒(うるう秒)、9時00分00秒となります。
したがって、時計は1月1日(7月1日)8時59分59秒から1秒進んだ状態になるということです。
うるう秒は全世界同時で行われます。
【うるう秒の原因】
地球の自転は海底と海水の摩擦により徐々に遅くなっていて、過去のデータから考えると、1日約0.001秒長くなっていますから、1,000年後には何と約1時間もプラスにズレが起きるということなんです。
是非、時報を聞いてみたりと元日(7月1日)早朝(9時前後)は時計にも関心を持ってくださいね。
ちなみに、電波時計は、強制的に調整しても良いですが、放置していても1月2日(7月2日)までには自動修正されますのでご安心を。
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