油性マーカー(油性マジック、油性ペン)で書いたあと、それを消したい時があります。
ときには、油性マーカーで落書きされてしまった場合は悲惨です。
万能ではありませんが、油性マーカーを簡単に消せる(落とせる)方法があるのです。
油性マーカーで書いた文字を油性マーカー(必ず同じメーカーの同じマーカーであることが成功率を高めます)でなぞり、すぐにティシュで拭くと文字が消えるのです。
つまり、油性マーカーは油性マーカーで消すと言うことです。
【理由】
油性マーカーを消すにはペンキ薄め液(ラッカーシンナー)を使います。この薄め液と同じシンナー系に色素を混ぜたものが油性マーカーです。 そもそも油性マーカーは書いたあと、シンナー系が蒸発し色素のみが残る仕組みですから、そこに改めて油性マーカーでなぞると、シンナー系に溶けている色素という、もとの油性マーカーの状態に戻る訳ですから、シンナー系が乾燥する前に拭き取れば、消せるということなのです。 ただし、ガラスやプラスチックと言ったツルツルすべすべしている素材は使える手段ですが、布やゴムや木材、紙等を凹凸のある油性マーカーの色素が浸み込んでしまうモノには不向きです。
こうした発想が発明を生み、そして、それが特許と言った知的財産へと繋がり、商品化されることもあるのです。
常日ごろ、「ふ」(不、負)を無くすという「気付きの発想」を持っていると、凄い発明家や科学者になれる近道と言えましょう!
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