2016年に一度は夢見たことが叶いました。
初めて海外でサイエンスショーが開催できたのです。
その記念すべき第一国目はベトナム、開催地は首都ハノイでした。
「善ちゃんのサイエンスショーinハノイ(ベトナム)」
入国するまでの大きな不安はどこ行った? というくらい、現地で交流してくださった主催者の皆さんがとっても良い方々ばかりで楽しい思い出しか残っていません。
実際、サイエンスショーを見てくれた皆さんもノリがとっても良く楽しくパフォーマンスできました。
見ている児童生徒の参加意識が高く、なお且つ科学的好奇心も高いので、科学実験すること、解説する(伝える)こともバランス良く行え、満足感を感じながら1つ1つプログラムを進めることができました。
<今回の海外公演実施において苦労した点>
空気砲実験を行うにあたり煙を使用するため、フォグマシン及びその専用液(薬品)をベトナムへ運び入れること → インボイスやMSDSを作成しました。英語力の不足のため英語での書類作成は一苦労でした。また薬品の安全性を理解してもらう資料作り(社会主義国のベトナムへ持ち込めるかどうかのリサーチも大変でした)、飛行機の機内へどのように持込みや運搬、出入国審査をクリアにするかも大変な作業でした。
日本の電圧で使っている機材が現地で変圧器を使って、同等の動作ができるかの確認すること → 変圧器の選択が重要でした。
日本の科学技術の振興に携わる大きな機関や、科学に関する企業の一事業として、公演した訳ではなく、極めて個人レベルに近い条件で開催したので、頼れる(依存できる)何かがなく、細かい部分でいろいろな不安が払拭できなかったこと → 1つずつ丁寧に時間をかけて不安を払拭していく作業を続けました。
大きくこの3点でした。
いろいろな方々と個々にご相談し一歩ずつ確認しながら進められたお陰で、今回の経験や資料は今後の海外公演(あるかな~? いいや、必ずあってほしいと願います)で役立つものができました。
科学実験は海外でも新鮮にビックリしてくれ、科学への好奇心の刺激も素直に受け入れてくれるのは、当然でしょうが、善ちゃん自身としては新たな発見でした。
今回のハノイでのサイエンスショーのチャンスを与えてくださった方、準備や移動に協力してくださった方、そして、現地で温かく受け入れてくれた主催者の皆さんや児童生徒の皆さん、「ありがとうございます」と心の底から感謝しています!
そこで、芽生えました新たな夢。
それは、もう一度ハノイでサイエンスショーを行えること、もっともっと海外でサイエンスショーの公演を行いたいという夢です。
短い期間の滞在でしたが、ブンチャー(左下の写真)とフォー(右下の写真)も、そしてベトナム料理(ハノイやフエ料理)はすっごく美味しく、少しふっくらと増量して帰国しました(笑)
今回の海外公演が無事に行えたことが何よりの貴重な財産の1つとなり、今も、善ちゃんの活動の礎の1つとなっています。
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